病気やケガ以外でも休職することができる

うつ病やプライベートで起きたケガなどで会社で仕事ができない場合、休職という形で休みを取ることができます。

有給休暇のように健康な人が休職することはないので、休職自体が稀なケースであることが多かったりします。

そのため、自分がケガや病気で休職する時に

「どのような場合が休職の対象になるのか?」

「休職後はどうなるのか?」

などについて書いていきたいと思います。


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どういう時に休職になるの?

休職は、自分の都合で会社を長期に休む場合に休職になります。

例えば、休み中に事故にあって、入院するくらいの怪我をしてしまい、会社に行けない」は休職になります。

また、「うつ病になってしまったので会社を休みたい」も休職になります。

逆に会社の都合で休むことになってしまった場合は休業となり、天災などで止む終えない事情での休業以外は給料が支払われます。

この後にも書いていますが、休職した場合は給料やボーナスは支払われません。


休職の理由として可能な理由

会社に来れないようなケガや病気も含めて、休職の理由として一般的に可能な理由は下記があります。

    • 会社の業務とは関係のない病気(うつ、持病など)や怪我で長期期間休みを取る
    • ボランティアなど自分の都合で長期期間休みを取る
    • 留学のため長期期間休みを取る
    • 議員になるなど公職への就任のため長期期間休みを取る
    • 私的な事故のため長期期間休みを取る
    • 起訴された場合に一定期間家で待機する
    • 労働組合の役員に専念するため長期期間休みを取る

ケガや病気以外にも休職の理由として可能な理由は、様々あり全てに共通していることは「自己都合で会社を長期間休む」ことです。

ただ、基本的には会社の規則によって休職扱いが可能なもの不可能なものがあるので、休職する場合は上記に記載しているものでも会社に確認してから休職の申請をしましょう。


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休職中は会社から給料やボーナスは出ません

休職中は、会社から基本的には給料やボーナスはでません。

ただし、ケガや病気の場合、健康保険組合などから休職中にお金が支給されることがあります。

また、給料が満額でなくても出る会社もありますので、休職を考えている場合は会社の規則を確認したほうがいいかもしれません。

ボランティアや留学などの場合は、健康保険組合などからお金の支給は無いため会社の規則でも給料のことの記載がない限りは貯金で生活するしかありません。


業務中の怪我や病気は休業補償給付金が支給される

業務中のケガや病気は、申請することで休業補償給付金が支給されます。

ここでいう休業は、会社都合で休むことになるため、休業補償給付金という形になっています。

パワハラやセクハラなどでのうつ病も含む、精神疾患についてはここには当てはまらず、アスベストなどが入っている建物の取り壊しの業務が原因で肺ガンになったなどがここの病気に含まれます。

休業補償給付金

支給期間:最大1年半

支給額:休職前の3ヶ月間の給与の80%程度

条件:4日以上休んでいること

提出先:自分の地区を担当する労働基準監督署に会社から休業補償給付支給申請書」

(様式第8号)、通勤災害の場合「休業給付支給請求書」(様式16号の6)を提出しましょう。

業務外の怪我や病気は傷病手当金が支給される

パワハラやセクハラなどでのうつ病を含む精神疾患は傷病手当金が支給されます。

また、業務外の休日や家での怪我や病気もこちらに当てはまります。

傷病手当金

支給期間:最大1年半

支給額:休職前の12ヶ月間の給与の2/3程度

条件:4日以上休んでいること ※ただし有給休暇は含まない

提出先:全国健康保険協会の各都道府県支部に会社から提出してもらいます。
ただし、うつ病などで会社が拒否して提出しない場合は、会社からの提出でなくても申請が通る場合がありますので、全国健康保険協会の自分の該当の都道府県支部に確認しましょう。

有給休暇を使った場合は支給されない

有給休暇を使うことで給料やボーナス支給日だった場合はボーナスも支払われますが、有給休暇範囲内で復帰する場合は、休業補償給付金や傷病手当金を貰うことができません。

つまり、給料と休業補償給付金や傷病手当金は、支給されないことは注意しましょう。

ただし、有給休暇後もケガや病気で休む場合は、申請することで休業補償給付金や傷病手当金が支給されます。


休職する時は会社と密に連携しましょう

休職する時は、会社も人員の補充が必要か否かを考えなければならないので、病院からの診断書を提出し、「会社へいつまで休職か」や「休職の前後に有給休暇も使用するのか」などを連携するようにしましょう。

また、休職中の仕事の引き継ぎもきちんとしなければ、お客さんに迷惑をかけることになるかもしれませんので、自分の仕事を引き継ぎましょう。

休職終了時にどうする?

会社へ復帰(復職)する

休職から復帰する時は、医師から復帰できる診断書を貰い、会社に連絡と診断書の提出をします。

復帰時は、100%完治しているとは限りませんので、休職前の仕事量から減らして限定的な仕事となるのかなどの調整をしましょう。

会社を退職する

うつ病の場合、会社に復帰できずに退職するケースが多いそうですが、退職する場合はその旨を会社へ伝え、退職届を提出します。

会社を辞めたら、ハローワークで失業手当の申請をしましょう。


休職中は健康保険などの支払いは必須

健康保険や年金、住民税などは休職中でも支払わなければなりません。

そのため、休業補償給付金や傷病手当金が支給されていても保険や年金、税金を支払った上で残った金額が実際に生活で使えるお金となります。

間違っても免除になると思ってはいけないので注意しましょう。


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